今年、HATAKE CLUBのミニたんぼで育てたコメは、10月29日に「稲刈り」を、11月25日に「脱穀」を行いました。
さて、脱穀したコメは「籾摺り」で玄米にした後、「精米」を行ってようやく食べられるようになるのですが、これまでHATAKE CLUBには籾摺りをする手段がありませんでした。
なんとか自分たちで籾摺りをしたいなぁと話していたのですが、今年ようやく、メンバー念願の「籾摺り機」を購入することができました。
購入したのは大竹製作所の「ミニダップ」という製品です。わずかなコメの籾摺りのためにこんなに高価な機械を購入して、いったい何をやってるんだか…という感じもしますが、まあ他に手段もないのでやむを得ません。
コンセントが必要なので、畑ではなく、メンバーの方のお宅の庭をお借りして籾摺り作業を行いました。
こちらが「ミニダップ」です。
作業を始めると、あっという間に籾摺りができました。
事前にきちんと脱穀ができておらず、穂についたままの籾が混じっていると、すぐに機械に詰まってしまい、取り除く作業が発生してしまいます。やはり脱穀などひとつひとつの工程を丁寧に進めていくことが肝心なようです。
こちらは餅米の「ハッピーヒル」です。籾摺り後の重量は9.6kg、緑色の不良米が多めです。売り物ではあり得ませんが、私たちは有り難くいただきたいと思います。
こちらはうるち米の「ヒノヒカリ」です。重量は3.2kg、こちらは緑色のコメもなく、とてもいい感じです。
「ミニダップ」に2回かけることで、ほぼ籾も残らず、とても綺麗に籾摺りができました。
「ヒノヒカリ」の出来がよかったので、来年はこちらを育てる割合を増やそうかな?と話しています。