2月24日、HATAKE CLUBのミニたんぼで採れた無農薬米の稲藁を使って、藁づと納豆をつくるイベントを行いました。
今回は黒川公民館の調理室をお借りして納豆をつくりますが、大豆を包むための「藁づと」は青空の元、HATAKE CLUBの畑でつくります。
今回の小さなお客さま、初めてのHATAKE CLUBだったので、畝立て、ジャガイモの植え付け、大根の収穫といった畑作業の体験もしてもらいました。
昨秋収穫した米の稲藁を使って各自が藁づとをつくり、その後は黒川公民館に移動して納豆づくり。
藁づとを煮沸消毒して、熱々の藁づとに蒸した大豆を入れ、各自保温バックに入れ持ち帰り、後は自宅でおおよそ2日間、40℃程度で保温して発酵を待つだけです。
納豆菌を大豆にふりかける…なんてことはしません。
稲藁に住んでいる枯草(こそう)菌を使って大豆を発酵させます(納豆菌は枯草菌の一種です)。
ここHATAKE CLUBでは、ミニ田んぼで育てた無農薬の稲藁に住んでいる枯草菌に頑張ってもらいます。
藁づと納豆は、全部で22本つくりました!
湯沸かしや大豆の調理を待っている間、HATAKE CLUBの小さなサツマイモ達をオーブンで焼いた甘い甘い焼き芋と、黒川のNOBIRU FARMさんの美味しいいなりずしやシフォンケーキを頂きました。
みなさん、持ち帰った納豆はうまく発酵できたでしょうか。
今回は藁づとでつくりましたが、藁1本とタッバーでもつくれるそうです。
年に一度だけではなく、日常的につくることができれば理想的ですね。
そして、ミニたんぼの稲藁はHATAKE CLUBにとって大切な資源であることをあらためて感じました。